開幕投手候補のDeNA平良拳太郎投手(25)が先発し、4回7安打2失点。いまひとつの結果だった。

前回登板の2月25日楽天戦(宜野湾)は、2回8安打6失点。全安打を左打者に浴び「結果を出してアピールしないと。もう1回見つめ直さないと」と意気込んで上がった本拠地マウンドだった。

2回に2死から連打を食らい、二、三塁のピンチを迎えた。9番の左打者、宜保を直球で遊撃飛球に抑えた。「前回の左打者への反省があった。内の真っすぐを課題としてやってきて、ショートフライに詰まらせられた」。ここまでは良かった。

3回、またも2死から連打を食らい、四球と合わせて満塁のピンチを迎えた。右打者の6番紅林に128キロのスライダーを中前に運ばれ、2失点した。1回にも2死から安打を許しており「3人で終わりたいところが、3回続けてあった。リズムがつなげられなかった」と反省した。

4回には先頭に安打を許した後、3連続内野ゴロと持ち味を発揮した場面もあった。「球威、切れは前回より全然よかった。スライダーは抜く、かけるところができた」と振り返った。

三浦監督は「前回よりは大分よくなったが、平良の本来の良さ、両コーナーへ(の投球)はいまひとつ。特に右打者は」と評した。一方で「この時期には完璧を求めない」と、実績とこれまでの調整ぶりから、開幕投手候補から外すこともなかった。

▽DeNA平良(先発で4回7安打2失点)「前回、左打者への反省があった。内の真っすぐが課題で2回(2死二、三塁)は詰まらせられた。逆に右打者の外の球が外に外れた」

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