プロ野球独立リーグBCリーグの新潟アルビレックスベースボールクラブは8日、ハードオフ新潟で必勝祈願を行った。新型コロナウイルス感染を避けるため、屋外での必勝祈願は2年連続。神明宮(新潟市中央区古町)の「出張」祈願になった。チームは10日から、ハードオフ新潟でキャンプインする。

「必勝祈願は(シーズンが)いよいよ始まる、という思いを強くする一瞬」と話した橋上秀樹監督(55)の思いのひとつは、選手個々のレベル向上。「1人でも多く、ドラフト指名でNPBに上がれるように指導していきたい」と言葉に力を込めた。この日、2季連続で主将に任命された内藤晃裕内野手(24)の思いも同じで「個人の目標はドラフト指名、チームは優勝」と話した。

中地区に所属する新潟の開幕戦は4月10日のビジター群馬戦(城南)。10年ぶりに新潟の指揮を執る橋上監督は「応援してくださる方に感動、感激を与えられるようにやりたい。やるからには優勝を目指す」と、もうひとつの思いを表明した。