新オプション発動! オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(35)が人生初の一塁守備に就いた。これまで外野と指名打者で起用されてきた。「一塁や外野を守ることで他の選手にもいろんな可能性が出てくるかもしれない」とチームのために挑戦した。外野と指名打者は、吉田正、T-岡田、モヤ、杉本、さらには古巣に復帰するロメロとポジションが重なり、選択肢を広げるためにテストだ。

ジョーンズは特注のミットを準備。4回の守備からベンチに下がった。「試合が始まるまでは緊張した。送球を取るごとに緊張は解けてきた。ファーストを守ったことはないけど、今は(チーム事情に)フィットするのかもしれない」と語った。バットでは2回に2打席連続適時打となる二塁打を放つなど2安打2打点の活躍。オープン戦の打率4割2分9厘と好調を維持。「残りの試合で状態をどんどん上げて開幕を迎える。それに尽きる」と慢心はない。

中嶋監督はジョーンズの一塁守備について「いろんなオプションとしてやっていきたい。(オープン戦の)最後の最後までやれることをやっていきたい」とベストを模索する。来日2年目を迎えたメジャー通算282発の助っ人は、柔軟に対応する。【真柴健】

▽オリックスモヤ(2回にオープン戦1号)「いい感じで打てているし、少しずつ状態も上がってきている。このままシーズンに向けてしっかりと調子を上げていけるように頑張るだけ」

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