阪神のドラフト1位、佐藤輝明外野手(22=近大)は「5番右翼」で先発出場。2試合続けてのクリーンアップ起用となった。

第1打席は2回裏1死走者なしで回ってきた。オリックス先発の宮城に対し、1ボール2ストライクから98キロのカーブでタイミングを外されて空振り三振だった。

第2打席は5回裏1死走者なし。前打席で抑えられたカーブを4球続けられた。その後、直球が高めに外れ2ボール2ストライクとし、6球目のスライダーを打ち上げて中飛に抑えられた。

7回の右翼守備では、中継プレーで二塁手の北條への送球がワンバウンド。悪送球で失策がつき、走者をかえしてしまい同点に追いつかれた。

7回の第3打席は先頭で打席に入った。投手は阿部に代わった直後。2ボール1ストライクからの内角136キロにバットを折られた。打球を処理した二塁手太田がファンブルしたが、一塁に送球して1度はアウト判定。しかし、矢野監督がリクエストし、結果はセーフに覆った。そして、代走に植田が送られ、ベンチへ下がった。その後、代走の植田が糸井のタイムリーで生還し、勝ち越しに成功した。