中日大野雄大投手(32)が30日の本拠地開幕巨人戦(バンテリンドーム)へ闘志を燃やした。

29日は本番へ向け、本拠地で走塁、打撃練習などを交え調整。「しっかり調整できた」と、今季初登板へ表情を引き締めた。

宿敵巨人は開幕カードを2勝1分け。大城、梶谷らが3戦不敗をけん引した。「日替わりでヒーローが出てくるようなチーム。本当にいい選手が多い。無駄な走者は気をつけていきたい。気の抜ける打線ではないし、1番から9番の投手まで変わることなく投げたい」。巨人からヒーローを出させない決意を口にした。

昨季は巨人には4戦2勝2敗。エース菅野との直接対決以外は完投で白星を奪った。「巨人を倒さないと優勝は絶対ない。僕に勝ちがつかなくてもチームに勝ちが転がるような投球をしたい」。エースとしてチームの白星優先でマウンドに上がる。

中日は開幕カードを1勝1敗1分けで本拠地開幕を迎える。「チームのみんなも粘って、価値ある引き分けだった。(僕に)期待してくれている人も多い。それに応えられるように(したい)」。沢村賞左腕が、自らの今季開幕戦でチームを上昇気流へ導く。

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