今季初登板のエース中日大野雄大の7回2失点の粘投は勝利に結びつかなかった。痛恨の1球は4回。ビシエドの2点打で2-1と逆転した直後。先頭中島に同点本塁打を被弾した。

「リードしたところで、初球に本塁打を打たれるようでは。本拠地開幕投手として反省点」。昨季は20試合、10完投を含む11勝6敗、防御率1・82で沢村賞を初受賞。登板過多もあり、キャンプでの調整も遅れた。初登板の本拠地開幕戦を任された中での失投を素直に反省した。

立ち上がりは苦しみながら、坂本、岡本和、丸の主軸との対戦では無安打に抑えた。「沢村賞はもう忘れているけど、チームの柱、軸という自覚はある。これからもそれは頭に入れてマウンドに上がりたい」。エースは次戦以降、勝利を届け続けることを誓った。

中日木下拓(先発大野雄について)「巨人打線が甘い球を逃さなかったと思います。状態はまだまだ上がってくると思いますし、ナイスピッチングだったと思います」

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