プロ注目で最速151キロ左腕の関学大・黒原拓未投手(4年=智弁和歌山)が関大との伝統の「関関戦」に先発し、7回を120球で無失点で投げ抜いた。4安打6奪三振の小気味よい内容。173センチと小柄だが、左の剛腕の好素材で今秋のドラフト候補に挙がる。視察した阪神熊野スカウトは「球数が多くなっても145キロ出ている。力のある球を投げる」と高く評価。継投による完封で先勝した。