中日柳裕也投手が、8回6安打無失点の好投で今季初勝利を挙げた。自己最多となる毎回の14奪三振。「そこまで絶好調ではなかったですが(捕手の)木下さんが引っ張ってくれたことに尽きると思います」と笑顔を見せた。

9回は復帰2戦目となるR・マルティネスにマウンドを譲り、セ・リーグ記録の16奪三振と自身3年ぶりの完封はお預けとなったが「また頑張ります」と前を向いた。

▽中日阿波野投手コーチ(先発柳に)「連敗中であったり、リリーフの負担などを考えて8回まで十分な投球をしてくれました」

▽中日R・マルティネス(9回に登板し、最速157キロの速球を軸に完封リレーを完成)「自分は常に、どんな状況でも自分の仕事をこなすつもりでやっている。それが今日は勝てる場面だったということだね」

▽中日三ツ俣(8回に2点適時二塁打)「絶対に打ってやるという気持ちで打ちました」