日本ハム飯山裕志コーチ(41)の長男、立正大・志夢(もとむ)外野手(1年=中央学院)が神宮デビューを果たした。

8-1の6回、先頭打者が四球を選ぶと、代走で登場。次打者の時に二盗を決めた。8回無死二塁で回ってきた初打席は三直だった。凡打にはなったが、当たりは良かった。

前日は駒大に7-8のサヨナラ負け。開幕から1勝6敗と苦戦が続いていた。飯山らベンチ入りメンバーを外れた居残り組は、大学のグラウンドで紅白戦を実施。飯山は本塁打を放った。

坂田精二郎監督(46)は「昨日、駒大に負けて、先を考えて下の選手も育てていかないといけないと、思い切っていろいろな選手を使い、経験させました。(飯山は)紅白戦の内容が良かった」と、うれしそうだった。盗塁については「本人の判断です。『恐れずに行っていい』と伝えてました」と評価した。