阪神佐藤輝明内野手が7日DeNA戦(横浜)に「4番・三塁」として主将大山の穴を埋める。6日の練習を視察した矢野燿大監督は「テル(佐藤輝)でいくよ。今の中でのベストを考えた結果」と明言した。

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◆阪神矢野監督語録

-6日の横浜スタジアムでの自主練習に糸井が来ていたが、7日のDeNA戦チャンスはありそうな感じか

矢野監督 うーん、まあ、スタメンで使うよ。

-今季ここまでは、すべて代打で出場。改めて期待する部分は

矢野監督 期待、うーん、期待というか、嘉男(糸井)自身がやる気満々やと思うし、まあ、ここまでも、準備というところではずっとしっかりやってくれていたので、まあ、使えるところが、なかなかね、スタメンでっていうところがなかなかできなかったけど、まあ、でも出れるような状態ではあったと思うので、期待というよりは、嘉男自身がすごくやる気になっているというのを見ていて、うれしいなと思うけど。

-大山の続報は

矢野監督 いったん抹消した方が逆に「この時間があって良かったな」というようなものにしたいと思うし。そんなめちゃくちゃ時間がかかるということは今のところないと思う。最短で帰ってくるということを目指しながら、そこからどうなるかはその時の状態にもよるけど。そんなに大きな離脱になるとは現状思っていないんだけど、こればっかりはね。読めないんで。

-4番・三塁の考えはまとまりつつあるか

矢野監督 いやいや、テル(佐藤輝)でいくよ。まあまあ別に(打線を)動かさずにというか、今の中でのベストを考えた結果がそれやけど。

-2軍で藤浪が登板した

矢野監督 5回かな。すごくいいというわけではないけれども、もちろん悪くもないと思うので。段階としては、いろいろ、上では試せないことを試しながらっていうところで、またいい感じをつかんでこっちに戻ってきてくれるっていうことの準備の段階だと思うから。まあ内容はちょっと見てないから、数字だけだけど、ワンステップというのは踏めているとは思うけど。

-先発争いも激しい

矢野監督 やっぱり、開幕投手も任せた投手やし、爆発力っていうところは晋太郎(藤浪)はあるから。そういうところでは早くというか、戻れる状態にしてもらうのが先決かなと思う。

-ロハスの昇格も状況に応じて

矢野監督 外国人選手はどうしても枠があるから、なかなか簡単にできない部分がある。兼ね合いがどうしても出てくるんで、そこをにらみながらという形で。試合にはそれなりに出られているところで言うと、準備としては進んできている段階にある。絡みの中からどうしようかなという判断かな。

-DeNAも3カード連続勝ち越しで状態はいい

矢野監督 もともと打線はいいしね。投手は現状は苦しいのかもしれないけど、バランス的にはいいチーム。ましてや、横浜スタジアムとなれば嫌な感じは出てくるんで。うちとしてはこの球場で相性いいし、対戦成績も悪くないんで。相手の状態が上がったというのは、もちろんそうだろうなと思ってはいるけど、かといって特別なことをやるわけでもやれるわけでもないので。そういう風に戦うしかないかなと思っています。