広島が逆襲ローテを組む。「右腓腹(ひふく)筋挫傷」で離脱していたエース大瀬良大地投手(29)が約1カ月ぶりに1軍に合流した。15日の練習中に右ふくらはぎを痛めて離脱。リハビリをへて、11日ウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰した。中6日の登板間隔で18日巨人戦(東京ドーム)での先発復帰が見込まれる。翌19日は前回12日から中6日で森下暢仁投手(23)が先発予定。エースと防御率リーグ2位の森下の2人が並ぶローテに再編する。

開幕時はそれぞれカード頭を任されていたように、2枚看板はカードを分けることが定石といえる。さらに週末に首位阪神との3連戦が控える日程からも、大胆なローテ再編ともいえる。2本の柱を並べた週の頭を奪い、反撃ムードを高めることが狙いか。佐々岡監督は「そのあたりで投げるでしょう。順調にきているということでね。(ローテは)それはお楽しみに」とけむに巻いた。

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