巨人が首位阪神との3連戦で1勝2敗と負け越した。

1勝1敗で迎えた3戦目は1点差で逆転負け。原辰徳監督(62)は負傷離脱中の坂本の代役として出場する吉川尚輝内野手の消極的な守備に一喝した。「もうちょっと攻撃性がほしい。守備というのは攻撃性がないと、いい守備はできない。バッティングは冷静さというのがあるけれど。攻撃だけではダメだけど、守備はやっぱり攻撃性がないと」。3回にマルテの打球を滑り込みながら捕球するも、一塁への悪送球で適時失策となった。送球がやや消極的に映った。

 

試合後の原監督の主な一問一答は下記の通り。

-1点差に詰め寄りながらの試合だった

原監督 まぁ、やっぱり、なんていうかな6点がね。やや重かったかなという気がする。よく追い上げたけど。

-今村は3回で降板した

原監督 流れをね、何とか変えたいというところでね。平内に託しましたけど、まぁ、うまく機能しなかったというところですね。

-平内は本塁打の後を切り替えて投げてほしかった

原監督 やっぱり簡単に、フォアボール、ホームランだからね。新人選手とはいえ、いろいろな経験をしているわけだから。自分の役割というのは分かっているはずだよね。もう少し、思うところ(目標)というのは高いところにないといけませんね。今日は寝られないぐらい悔しがらないといけないよね。

-3回にマルテに遊撃内野安打を許した吉川の守備は

原監督 スローイングだって、ワンバウンドで投げようとしているのか、投げまいとしているのか、というのがなかなか見えづらい。そういうところでしょうな。