ロッテ横山陸人投手(19)が、高校時代にたどり着けなかった甲子園でプロ初登板を果たした。

0-3とリードされた6回にマウンドへ。4番大山を捕邪飛、5番サンズを中飛で2死を奪うも、6番佐藤輝には内角低め148キロ直球を完璧に打ち返され、右中間二塁打に。ピンチを迎えるも、7番梅野を一塁ゴロにし、1回を無失点で抑えきった。大山と梅野からは高め直球で空振りも奪った。

専大松戸(千葉)から19年ドラフト4位で入団。27日に先発する佐々木朗と高卒同期になる。高校時代は細身だったが、ビルドアップに成功し、サイドスローからの直球は最速153キロに到達。将来のセットアッパー候補として期待されている。聖地のマウンドで堂々デビューし、27日に先発する佐々木朗にも勢いをつけた。