ソフトバンクは今季2度目の1試合4本塁打で巨人を撃破。19年の交流戦から、オープン戦も合わせて対巨人13連勝となった。チームは今季の交流戦4試合目で初勝利。工藤公康監督(58)の一問一答は以下の通り。

-交流戦初勝利

工藤監督 初回にね、点を取られたという形になったんですけど、よくね、あそこで栗原君が打ってくれてすぐに同点に追いついたのが非常に大きかったかなと思います。

-前カードで打てなかった打線が爆発

工藤監督 ホームランも打って、ナイスバッティングだったと思います。同点に追いついたあとの1点はすごく大事ですし、その後点を取って引き離すことができたのも大きい。みんながいいところで打ってくれて、ナイスゲームだったと思います。

-バレンティンが2本塁打

工藤監督 めちゃくちゃ大きいです。彼の打撃は当然、長打というところ。それがしっかり出せたところも大きい。今後にもつながる。彼が打ってくれるというのはチームにとっても大きい一打になったと思います。

-石川が粘投

工藤監督 もう、粘りのピッチングですね。シーズンを通してずっと調子がいいということはないと思いますし、悪いなりに整理しながら投げることも大事。ランナーを出しながら粘れたところは評価していいと思います。

-勢いが出る勝ち方

工藤監督 出てほしいですね。きょうは勝つこともできたので、また明日というところですし、3連戦の中でしっかり勝ち越すというのも身近な目標としてあるので。明日がより大事になると思います。

-栗原の同点弾が大きかった

工藤監督 確かに打撃の感じはドラゴンズとやったときも良かったと思いますけど、それをそのまま、しっかりここで最初から出せたというところもありますし、彼にとってのホームランも久しぶりじゃないかなと思うんですけど、出せたというのが彼にとっても大きいし、チームにとっても大きかったと思います。

-バレンティンが勝ち越し弾

工藤監督 ああいうバッティングはね、すごいなと。すごかったですね。ほしいところで1点。なんとか先に取りたかったので良かったと思いますよ。

-石川は調子は良くなかった

工藤監督 いいときばかりじゃないし、今日はこれが良くないなと言うこともあるでしょうけどね。他の球を使ったり、ボールがばらけることで相手に的を絞らせないことにもなる。ちょっと四球がもったいないところだと思うのでね、そこを次回の課題にしてもらって、いい1週間を過ごしてもらえれば。投手は勝ち星が付くと全然違うのでね、勝ち星が付いたことが大きい。1週間気分良く過ごせると思うんで良かったと思います。

-柳田は好調

工藤監督 いいですね。(本塁打は)完ぺきじゃないですかね。よう飛ぶっすね。逆方向であそこまでなかなかな飛ばせないですよね。相手にとっては脅威だと思いますよ。引っ張ってもホームラン、逆方向もあるんでね。彼が4番としてどっしり構えてチームを引っ張って行ってくれればいいゲームになるし、勝つゲームも増えるのかなと思う。

-巨人に13連勝、相性を感じる

そういうのはあまり感じていないんですけどね。前のカードであまり点も取れていなかったので、初回に栗原君が2ランで同点にしてくれたのが何より、みんなが「よしいけるぞ」となったんじゃないかなと思いますけどね。

-松田が背中を気にしていた

工藤監督 張ったという言い方はしてましたけどね。ずっとというわけではないと思うんですけど、彼にしたら珍しいじゃないですか。それ以降そういう表情というか、おかしいというのはなかったので。一時的なもので、明日出るかどうかというところ。明日また聞きます。

-離脱中の森が手術

工藤監督 報告は受けてます。まずはね、しっかり治すことが大事かなと思いますし、良くなってきたと言って練習が始まってまた再発してしまうというのが経過としては良くない。野球うんぬんはありますけど、まずは体をしっかり良くして、そこから立ち上げていってもらうというのがベストかなと思いますんでね。彼が良くなって1日でも早く、元気に戻ってくることを祈って待っていたいなと思います。

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