西武先発今井達也投手が3勝目を挙げたが、手痛い負傷降板となった。

6回無死、近本の打球がライナーで左手首付近を直撃(記録は二ゴロ)。痛そうな表情で自らベンチに歩き治療に向かったが、そのまま宮川への交代が告げられた。5回1/3を73球、3安打無四球の無失点で降板し、都内の病院へ。球団を通じ「調子が良かっただけに、降板することになってしまって悔しいです」とコメントした。試合後、今井について辻監督は「まだ全然。今検査しているところだからね」と説明。診断は30日の試合前にも発表される見込み。

 

▽西武辻監督(前日3本塁打を浴びた阪神佐藤輝を無安打に封じ) 「スコアラー含めバッテリーコーチと(森)友哉としっかりミーティングしてね。実際にピッチャーがそこに投げないと抑えられないわけだから。今井が素晴らしいピッチングをしたと思います」

 

▽西武宮川(2番手で緊急登板し好救援)「今井が降板してからけっこう時間があったので、肩はつくれましたし、気持ちの準備もできました」