明大・杉崎成内野手（1年＝東海大菅生）が逆転の決勝3ランを放った。

1－3の8回無死一、三塁で、立大・石元のスライダーを左越えに放り込んだ。「打った瞬間、いったと思いました。リーグ戦に出て活躍したいので、石元投手のことは少し意識しました」と、リーグ戦経験のある右腕から1発を放ち、笑顔で話した。

高校通算51本塁打の大砲だ。今春リーグ戦は、直井、横山ら同期の1年生が神宮デビューするのを見ながら、練習に励んだ。「自分も（神宮に）立ちたかったなと思いました。持ち味は長打力だと思います。そこを伸ばしつつ、打率も上げられれば、出られるチャンスが増えると思います」と秋のリーグ戦デビューへ向け、意欲を口にした。