西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(53)の長男、慶大・清原正吾内野手(1年=慶応)が法大との決勝戦で公式戦初のスタメン出場を果たした。「7番指名打者」でフル出場。1四球は選んだが、3打席凡退を喫した。チームも8回コールド負け。ほろ苦い結果となったが、好機で食らいつく姿勢を見せた。法大は16年秋以来35度目の新人戦優勝。3・4位決定戦は、明大が早大に勝利した。

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法大は8回コールド勝ちで慶大を下し、35度目の優勝を果たした。9-3の8回無死一塁で4番浦和博外野手(2年=鳴門)が右翼ポール直撃の2ランを放ち、決着をつけた。「(当たりは)完璧でした。この結果に満足することなく、秋のリーグ戦に向け、一から見直してやっていきたい」とリーグ戦デビューへ向け、気持ちを引き締めた。