行方がわからなくなっていたプロ野球・中日の元2軍コーチ門倉健氏の妻民江さんが、球団関係者やファンに謝罪するとともに、「家族としましては引き続き、一日も早く門倉が帰ってきてくれることを願っています」とコメントした。

民江さんは4日、夫のブログを更新。「この度は、夫、門倉健の失踪に伴い世間をお騒がせしてしまい大変申し訳ありません。また、これまで門倉を支えて下さった球団関係者やファンの皆様には心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

民江さんは続けて「一部週刊誌やスポーツ誌などから、『横浜で発見』『無事が確認された』と報道がされました。それが事実であれば、いうまでもなく、家族にとって大変重大なことなので、6月3日に、捜索願を出した警察署に行き、担当警察官の方から直接、お話をお伺いしました」とし、「・横浜で確認されたという事実はない ・安否の確認もされていない ということを確認してまいりました」と無事を確認できていない現状をつづった。

「失踪から3週間が過ぎ、私たち家族も心身ともに疲弊しています」とし、「家族としましては引き続き、一日も早く門倉が帰ってきてくれることを願っています。報道関係者の皆様には、どうか私たちの心情をご理解頂き、温かく見守って頂ければ幸いです」と呼びかけた。

門倉氏は先月15日から2軍の練習を無断で休み、球団も家族も本人と連絡の取れない状態が続いている。同20日付の消印で2軍マネジャー宛てに退団願が郵送されており、球団は家族に退団願が本人の直筆であることを確認し、同26日付で受理、退団を発表した。