阪神青柳晃洋投手(27)が、3度の登板予定日の雨天中止を経て、ようやく本拠地で今季初先発した。

8回1失点と好投し、ヒーローインタビューを受けた。

この日も雨予報で「投げられるか、不安だった」と、無事に投げ終えたことに安堵(あんど)。4勝目には「できすぎかな。中継ぎ陣に負担をかけないように、長いイニング投げようと思っていた。それができて良かった」と、笑みを見せた。

2試合連続本塁打を放った4番大山悠輔内野手(26)も、打のヒーローとしてお立ち台に上った。8回1死からダメ押しの7号に「(打球が)上がりすきたかなと思ったが、風に乗って(スタンドに)入ってくれて良かった」と、大きな放物線を振り返った。背中の張りの影響については「個人の状況よりもチームの勝ちが大事。そこに貢献できるように仕事をする」と、主砲としての覚悟を示した。