巨人に3発浴び、阪神の連勝は7でストップした。巨人との今季対戦は6勝5敗となり、2位巨人、ヤクルトとのゲーム差は7となった。巨人戦初アーチとなる17号ソロを放った佐藤輝明内野手(22)に対して阪神矢野燿大監督(52)は「もっともっとレベルが上がっていってほしい」とさらなる期待をかけた。矢野監督の一問一答は以下の通り。
-先発の伊藤将は7回3失点で責められないとはいえ、2死からの本塁打などがもったいなかった
うん、中身がね。もったいないよね。2死から。ソロは仕方がないというのは、東京ドームでも(同じで)、あそこでやるときは投手がかなりプレッシャーかかるので。もちろん、トータル的にはナイスピッチングというところだけど、バント失敗とか、ツーアウト取って、あそこで3者凡退で来れば流れがこっちに来るというところでの本塁打は、あそこで勝ち負けがね、こういうふうなゲームになっていくので。そういうところが今後の課題かな。
-そういう面もどんどん勉強して欲しい
そこは勝負際というか、そこを乗り越えないと勝てないんで。そこを勉強していってくれたらなと思います。
-今季初対戦の巨人先発戸郷の印象は
初回にもうちょっと取りたかったなというのはもちろんあったし。状態もそんなにいいとは思わなかったんで。序盤で何とかもうちょっといけていれば、流れを変えれたかなと。そこを乗り越えさせてしまったんで、立て直す機会を与えさせてしまったかなと思います。
-佐藤輝は1発も
状態自体は練習を見ていてもいい方だと思う。その状況の中でどういう打撃をしていくかというのが、またテルの課題。もっともっとレベルが上がっていってほしい打者。もっともっとレベルが上がっていってほしいバッター。そういうところではいいところと課題っていうのが。日々の中でずっと出てくることなんで、これからどうするかっていうのがそういうところから見えてくる。
-中野が規定打席にも到達した
最後の左投手の中川に対しての打撃なんかもそうだし。そういうところのしぶとさっていうか、そういうものは持っているし。対左っていうところでも、プロになって初めての対戦となる中でやっていく投手が多いなかで、そんなに苦にしてる感じがないんで。そういうところでは打率もまだまだ上がる可能性もある。ひとまず規定打席というのは、そういうところに名前が載るというのはずっと出ている証し。そういうものを励みにしていってもらえばいいんじゃないですか。