阪神ロベルト・スアレス投手(30)が、自己最速、球団最速タイの163キロをマークしたが、イニング途中で降板した。1-1の9回に登板。2死一塁で迎えたオスナにカウント1-2からの7球目、渾身(こんしん)の163キロ快速球を投じた。だがこれをオスナに中前にはじき返された。2死一、二塁から代打の川端に四球を与え、2死満塁から代打・宮本に勝ち越しの2点打を浴びた。3連投の守護神は痛恨の失点で、イニング途中でマウンドを去った。後を受けた馬場も打たれ、計4失点。

スアレスがイニング途中で降板するのは昨年10月5日中日戦(ナゴヤドーム)以来で、敗戦投手になったのも同戦が最後だった。

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