西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏(53)が、大阪・カンテレの地上波テレビ中継、CS放送フジテレビTWOの中継で解説を務めた。20年6月の執行猶予(覚せい剤取締法違反)明け以降、初のテレビ解説で、PL学園で2学年後輩の片岡篤史氏(52)と2人並んだ。

清原氏は先日、今季限りでの引退を発表した西武松坂大輔投手(40)について「さみしいですね。ケガをしてリハビリをしている姿を見ているのが辛かった。なんでここまで頑張れるのかなと。今はゆっくり休んで、家族との時間を大事にしてほしい」と話した。02年日本シリーズ巨人対西武での特大アーチについては「真っ向勝負。全身の血管が切れたんじゃないかというくらい、松坂投手の威力に負けないように振りましたよ」と振り返り、現役時代でも会心の当たりの1本であったと話した。

99年の松坂のデビュー戦日本ハム戦で片岡氏が155キロ高め直球に空振りし尻もちをつく映像が流れると「草野球のおっさんですよ」と後輩をいじった。