阪神が驚異的な粘りを見せ、逆転サヨナラ勝ちだ。自身7連勝を狙った青柳晃洋投手(27)が、7回3失点(自責1)と粘ったが、打線が援護できず、0-3のまま9回に入った。

2死一塁から、スタメン落ちした佐藤輝明内野手(22)が代打で出場し、DeNAの守護神三嶋から中前打でつなぐと、怒濤(どとう)の反撃がはじまった。近本、糸原、マルテと3連続タイムリーで同点。さらに4番大山悠輔内野手(26)が初球をセンター前へサヨナラヒット。9回2死からの大逆転勝利で連敗を止めた。13日に勝つか引き分ければ、同日の巨人の結果に関係なく、08年以来13年ぶりの前半戦首位ターンとなる。

▽阪神糸原(9回に中前適時打)「みんなが諦めることなく回してくれたので、僕もなんとしても次につなぐという気持ちでした。みんなが仕事をしましたし、本当に勝つことができて良かったです」

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