虎の助っ人勢に異例のリフレッシュ休暇だ!

阪神嶌村聡球団本部長は14日、外国人8選手のうち5選手について、球団独自の判断で東京五輪期間中の一時帰国を許可する方針を明かした。ガンケル、アルカンタラ、ロハスは前半戦終了後、スアレス、マルテは球宴出場後に一時帰国する。

嶌村本部長は「監督とも相談、話し合いをして思いや考え方が一致した。家族がそばにいない中でのストレス、寂しさは我々も共有したい」と説明。家族が来日しているサンズ、申し出がなかったチェンとエドワーズは日本にとどまる。

帰国組は1週間程度は家族との時間を作れるとみられ、その後は後半戦開幕ゲームの8月13日広島戦(京セラドーム大阪)に向けて順次再入国する。嶌村本部長は「当然、政府のルールに従うことが大前提。隔離期間を踏まえた上で、監督と協議しながら戻ってということ」と見通す。

矢野監督は「家族に会えないストレスは相当高い。それは集中できない、気持ちが前に向けないとかにつながる部分はある」と気遣った上で、「戻る(帰国する)選手もみんな勝ちたい、日本一になりたいと言ってくれている」と厚い信頼を寄せた。

また、嶌村本部長は8月末まで延長された補強期間についても言及。すでに開幕から2度のトレードを成立させており、「当然、期間が残っている中ではと思っていますけど。だからと言って、どうのこうのというのは何とも言えない」と話すにとどめた。

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