16年ぶりリーグVのキーマンは藤浪&大山! 日刊スポーツでは前半戦終了後に公式ツイッターアカウント「極トラ・プレミアム」で緊急アンケートを実施。先発再挑戦の藤浪晋太郎投手(27)と4番大山悠輔内野手(26)を後半戦のキーマンに推す声が上がった。さらに虎党が一番盛り上がるパフォーマンス&ポーズとして、ジェフリー・マルテ内野手(30)の「ラパンパラ」が圧倒的な支持を集めた。

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虎党は冷静に戦力を分析していた。投のキーマンとして最も票を集めたのは後半戦から先発再挑戦が決まった藤浪だ。投手部門で全体の36%に当たる970票。今季は初の開幕投手を務めるも、4月下旬に2軍再調整。6月に中継ぎで再昇格し、前半戦13試合の登板で1勝1敗4ホールドを挙げている。矢野監督は後半戦からの先発再転向を明言。ファンからは「やはり彼の力が必要です!」と期待の声が上がる。

さらにチーム最多8勝を挙げる青柳、先発転向の20歳及川が同数の727票を集めた。「青柳投手 前半戦の調子で最優秀防御率、最多勝ゲットや!!」「及川投手は先発でという話もあるが、将来のクローザーも見える」と、期待の声が多数集まった。「復活! 高橋投手!! 信じてます」と2軍調整が続く左腕高橋をキーマンとして期待する声もあった。

野手編では大山が全体の56%に当たる1455票もの票を集めた。前半戦は打率2割4分5厘、10本塁打、43打点。虎のキャプテンとして、4番打者として苦闘する姿をファンも見てきた。「どの打順でもチャンスが回ってくるのが大山選手。4番大山が活躍すれば優勝や」「結局、大山なんよねぇ」「大山悠輔、優勝に導け」-。期待値は他を圧倒している。

もちろん、黄金ルーキー佐藤輝の期待も高い。24%に当たる624票が入った。「佐藤君の存在感は魅力的。佐藤君のホームランを楽しみにしています」。「清原和博さんの新人ホームラン記録を超えてほしいです!」。五輪ブレークを経て8月13日から再開するシーズン後半戦。2位巨人とは2ゲーム差、3位ヤクルトとも2・5ゲーム差。デッドヒートの後半戦に向けて虎党の熱は冷めない。