ロッテ佐々木朗希投手(19)が真夏の甲子園で力勝負を繰り広げた。

いきなり手痛い1発を浴びた。初回1死一塁で3番佐藤輝に、低め155キロを左翼ポール際へ運ばれ、先制2ランとなった。しかしその後は4番大山、5番サンズから直球で続けて見逃し三振を奪った。

2回を無失点で終えると3回2死に再び佐藤輝が打席に。内角の156キロ、155キロで追い込むと、3球目もひざ元に156キロを投じ、空振り三振に。リベンジを果たし、3回2失点、41球で予定のマウンドを終えた。この日の最速は156キロだった。

25日の練習時には「結果にこだわることなく試したりできるいい機会だと思うので、しっかり試すことができたら」とエキシビション登板を見すえていた。1発は浴びたものの、内角も使いながら力強い投球を見せていた。

プロ2年目の今季に1軍デビューし、前半戦は5試合に先発した。1勝2敗で防御率は3・76。5月28日の交流戦・阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を挙げていた。岩手・大船渡高時代に163キロをマークした直球は、プロ入り後は最速157キロとなっている。

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