DeNA細川成也外野手が、1軍では“今季1号”を放った。9回1死、ソフトバンク甲斐野央と対戦。フルカウントから157キロの直球を左中間スタンドまで運んだ。「完璧です! ストレートがいい投手で、そのボールを仕留めることができ良かったです。前の打席までヒットが出ていなかったので、何とか結果を残したいと思い打席に向かいました」と大粒の汗を流しながら話した。

2軍ではチーム最多の10本塁打を放っている大砲だ。昨年はイースタン・リーグで本塁打、打点の2冠王に輝いている。高卒5年目で大卒ルーキーの牧秀悟とは同学年の「未完の大器」。覚醒の時を迎えるのか、今後が注目される。【斎藤直樹】