DeNAフェルナンド・ロメロ投手(26)がエキシビションマッチのソフトバンク戦(ペイペイドーム)に向け、意気込みを語った。

27日に取材に応じ「公式戦ではないですが、自分にとっては大事な試合なので、このチャンスに感謝して自分のできることにベストを尽くすこと。自分の持ち味である(ストライク)ゾーン内で攻めていく投球をしていきたい」。ペイペイドームでの登板、パ・リーグ相手の登板は初となる。

三浦監督はペナントレース中断期間で、先発投手を再編すると公言している。石田健大が先発に回り、左脇腹の炎症で戦列を離れていた浜口遥大も実戦復帰。ローテーション入りは競争となる。「常に競争だと思っています。目の前の試合に対して、しっかりベストを尽くせるようにしたいです。戦い続けることはどんな状況でも大切。最終的にはポジションを勝ち取り、いい後半戦にしたいです」と話した。

今季は5試合に登板し、0勝2敗、防御率5・75。最終登板となった11日中日戦(バンテリンドーム)では、来日後最長となる6回途中まで投げ、失点は4も自責点0と好投した。徐々に元メジャーリーガーの実力を発揮しつつある。【斎藤直樹】