阪神が4番井上広大外野手(19)の2点適時三塁打などで、オリックス先発宮城から3点を挙げた。先発望月惇投手(23)は3回無失点と好投。その後5人の継投で逃げ切った。

平田勝男2軍監督は「今、パ・リーグでナンバーワンのサウスポーだから、非常に燃えてくれたね」と若手が奮起しての3得点を評価した。

平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

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-オリックス宮城を相手に3得点

「やっぱり同級生の広大(井上)とか藤田、(1個下の高寺)望夢にしても。特に広大は去年も打ってるんよ。今、パ・リーグでナンバーワンのサウスポーだから、非常に燃えてくれたね」

-同年代の選手が活躍した

「そのへんの選手たちが向かっていく姿勢はベンチにいて感じてたよ」

-井上が好調

「10試合連続ヒットじゃない? 今日は(三塁打の打球は左翼のロメロが)捕れたかもしれないけど、タイミングは合ってるし、ここのところ打点もずっとついてるし。アグレッシブさも出てきているし、そういった意味では少しずつね。地味に少しずつ。10試合連続ヒットと勝負強さというところは少しずつ出てきてる」

-このままこの調子で

「まだまだまだ。(6回の)今日のは高山のヒットでセカンドからかえってきたという走塁も含めて、守備も昨日、足がつっちゃったので今日はDHにしたんだけど。走塁も守備も意欲的にやってるのは間違いない」

-1軍のチャンスもあるか

「それは矢野監督が(言うこと)。今日の宮城を選手たちが打席立つときに『よぉし』というの(気合)はよかったな」

-先発望月も頑張った

「この前1イニングで5点取られてたところね。ただ(捕手の)藤田が今日は必死になって一生懸命ジェスチャーして声かけて。今日は藤田が見事なリードをしてくれたよ。心がこもってるのが分かる。気持ちがこもってた」