後半戦の先発陣の一角としとして期待されるソフトバンク武田翔太投手(28)が約3週間ぶりの実戦登板で不満の残る投球となった。

「ストレートも変化球も全体的に高く、制球に苦労しました。もう少し低めにボールを集めていかないといけないと思います」。先発で2回37球を投げた。初回、四球をきっかけに2死二塁から岡本に先制の左前打を許した。2回こそ香月、湯浅、松原を3者連続空振り三振に仕留めたが、本人は不満顔だ。「2イニングでしたが、反省の多い投球でした。次回の登板ではしっかりと修正して、いい投球ができるようにしたい」。リーグ戦再開となる13日からの日本ハム3連戦(ペイペイドーム)での登板が予定されているだけに、しっかり仕上げるつもりだ。