楽天石井一久GM兼監督(47)が東京オリンピック(五輪)で金メダルを獲得した、ヤクルト時代の同僚の侍ジャパン稲葉篤紀監督(49)を祝福した。

8日、阪神とのエキシビションマッチ前に取材対応。7日の東京五輪野球決勝戦をテレビ観戦し「すごくよかったなと思います。みんなが喜んでいる姿は見ていてうれしくなる。プロ野球選手がこんなに笑顔でいられるものは、やっぱり素晴らしい大会だったんじゃないかなと思うし、それだけ苦労してるからこそいい笑顔が出るので、報われてよかったなと。いい笑顔をしていた。大変なこともいっぱいあったと思いますけど、喜んで終えられたというのは、非常によかったんじゃないかなと思います」と振り返った。

ヤクルト時代にともにプレーした1学年上の稲葉監督にこの日の午前、電話をかけたと明かし「『よかったですね。また仙台に遊びに来てください』と話しました。いろんなところに連絡しないといけないと思うので、長話はしてもかわいそうだなと思ったので、とりあえずお疲れさまでした、と早くこっちから切りました」と多忙な侍の指揮官を考慮し、祝福の言葉を贈った。