阪神大山悠輔内野手(26)が左翼6階席へたたき込む特大の11号ソロを放った。5点を追う5回、先頭で打席に入ると、広島大瀬良の初球、真ん中高め145キロ直球を逃さなかった。「高めのボールをしっかりと捉えることができました。まだまだ負けているので、次の打席も打てるように頑張ります」とコメントした。これがチームの初安打だった。

前半戦不振だった大山は五輪中断期間にツイスト打法に取り組むなど、後半戦へ向け、復調のヒントをつかもうと必死だった。後半戦開幕となったこの日、4番大山の存在感をしっかりと示した。