阪神メル・ロハス・ジュニア外野手が約3カ月ぶりの打点でダメ押しした。2点リードの8回裏1死一、二塁、2ボール1ストライク。島内の148キロ直球をとらえ、一、二塁間を破るタイムリーを決めた。

「2ボールでちょっと大きいのを打とうと狙いすぎた。大きいのは打てなかったけど、どうにか追加点を取れて良かった」。チームの快勝に貢献し、冗談交じりに笑みを浮かべた。

来日初アーチ、初適時打を記録した5月18日ヤクルト戦以来、約3カ月ぶりの打点をマーク。後半戦初戦から3戦連続でスタメン起用され、前日14日広島戦に2安打を放つなど計11打数3安打。凡打も痛烈な当たりが多く、いよいよ昨季韓国リーグ2冠に本領発揮の気配が漂う。左翼守備でも3回、先頭野間の左翼線飛球をダイビングキャッチ。「全力プレーが自分の持ち味。チームの勝利に貢献することが一番なので良かった」と納得した。