日本ハムが31イニングぶりに得点を奪った。2点を追う3回1死満塁で4番王柏融が右前へ同点適時打を放った。後半戦初得点に三塁側ベンチが沸いた。王柏融は「後半戦、チームとしてここまで点を取ることができていませんでしたが、自分でコントロールできない結果ではなく、今できることに集中して打席に入った結果だと思います。チームに貢献することができてよかったです」と、コメントした。

2回までは無得点で、前半戦最終戦の7月14日オリックス戦(帯広)の8回から続いていた連続無得点イニングが「30」となり、本拠地を北海道に移転した04年以降では17年6月に記録したワースト記録に並んでいた。

チームは後半戦最初のカード、ソフトバンク3連戦(ペイペイドーム)では33年ぶり10度目となる球団ワーストタイの3試合連続無得点。15日同戦では6投手の継投でノーヒットノーランを達成されていた打線はこの日、大幅に打順を組み替えて臨んだ。初対戦となるオリックスのスパークマンに対して1番西川、2番近藤と出塁率、対応力が高い2人を配した。1回は2番近藤がチーム2試合ぶりの安打を放ったが、得点にはつながらなかった。2回も1死から6番高浜が内野安打で出塁も後続が断たれていた。

ちなみに連続無得点イニングの球団記録は東映時代の54年に記録した48イニングで、プロ野球記録は53年に大映が記録した59イニング。

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