巨人の首位返り咲きはお預けとなった。先発山口が1点リードの5回に3失点で逆転を許すと、その裏、無死一塁で原監督は代打重信を決断。反撃ムードを生もうと手を打ったが得点には至らず、救援陣が8回と9回に追加点を献上。

首位阪神が敗れたため勝てば首位浮上だったが、5安打1得点で敗れ、原監督は「(5回は)あそこは代打でしょうね。もう1本も2本も必要。打線が活発にならないとね」と振り返った。

DeNA京山に、のらりくらりとかわされた。初回に坂本、3回に松原が果敢に二盗を仕掛けたが失敗。2回から5回まで毎回安打も1得点で終わったのも痛かった。後半戦のテーマに掲げる「わっしょいベースボール」にちなみ、得点時には場内に「わっしょい」の音源が流れるようになった。1日で仕切り直し、何度も「わっしょい」を響かせて首位をうかがう。

▽巨人山口(5回3失点で2敗目)「あそこ(1点リードの5回のピンチ)は何とか同点で止めなければいけない場面でした。反省して次、頑張ります」