北海道6大学野球の秋季リーグが21日、苫小牧・とましんスタジアムで開幕する。春に優勝し、6月の全日本大学選手権で8強入りした東農大北海道が、2季連続の制覇を狙う。三垣勝巳監督(41)は「オホーツクにとっては春、秋と(連続で)両方(全国大会に)出たことがない。そこをまずクリアしたい」と意気込みを話した。

チームは13~15日まで、プロ・社会人・大学交流戦のタンチョウリーグ(釧路ほか)に参戦。14日にソフトバンク3軍と対戦(0-2)するなど、リーグ戦に向け実戦を積んだ。同監督は「(試合数は)少ないですけど、そこで4試合出来たのはよかったと思う」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦しい状況は続くが、見据えるのは11月の明治神宮大会。「秋なので来年を見据えてとかではなく、この秋全力で戦うという気持ちを持って、というのは選手に伝えている」と語気を強めた。