巨人坂本勇人内野手が、広島森下との東京五輪日本代表対決で先制の13号ソロを放った。

0-0で迎えた3回1死、1ストライクから118キロのカーブを「タイミングは外されましたが、我慢してうまく打つことができました」と、左翼席にたたき込んだ。自身通算890打点目で、松井秀喜を抜き、巨人歴代では単独7位に浮上。ダイヤモンド1周後は「わっしょいパフォーマンス」で盛り上げた。

キャプテンの1発に続いたのは、大城卓三捕手だった。同点に追いつかれた直後の4回2死。広島森下の150キロの直球を中堅バックスクリーン左にぶち込んだ。自身初の2ケタアーチを達成。「CC(メルセデス)のために打ちました。強く振れましたね」とチーム一丸で戦う「わっしょいベースボール」を体現した。大城は1点リードの7回1死にも、2打席連発となる11号ソロを放った。