阪神2軍が広島に勝利し、引き分けを挟んでの連勝を「15」にのばした。前日8月31日の同戦で樹立したウエスタン・リーグ最長記録をさらに更新し、15連勝で99年巨人のイースタン記録に並んだ。

8月を無敗で終えた勢いは、9月になっても止まらなかった。両チーム無得点で迎えた6回裏。先頭板山が四球で出塁。その後2死三塁で、高山の投ゴロを矢崎が一塁へ悪送球し、無安打で先制点を挙げた。投げては2年目の先発西純が8回2安打無失点の好投で勝利に導いた。

平田2軍監督は前日の試合後に「ファームとはいえ、こういうプレッシャーのかかるようなところじゃないと力はつかない」と語っていた。勝利から学びを得て、若虎が着実に力をつけている。