楽天が主導権を握れずに敗れた。

先発則本昂が1球で先制を許した。先頭牧原大に初球直球を右翼席へソロを運ばれた。2四球でなおも1死一、二塁の場面でデスパイネを遊ゴロに打ち取ったが、小深田が二塁へ悪送球。この回2点を先制された。則本昂は2回以降立ち直りを見せたが、5回に連打から無死一、二塁とされ、柳田に右翼テラス席へ3ランを浴び、突き放された。

打線は千賀から6回に茂木の適時二塁打で2点を返すも、5安打2得点。終盤は相手救援陣に封じられ、5カードぶりの勝ち越しを逃した。

以下、石井一久GM兼監督(47)の一問一答

-相手先発が千賀。ロースコアが想定される中で1回に2失点

いつも想定とは違うことが起きるので、あんまりどうのこうの、というのはなかったですね。

-先発則本昂が2発を浴び5失点

うちの主力投手として、しっかりとプライドを持って今日のマウンドに上がってくれたか、というところですね。それができているのであれば、結果はしょうがない。結果は振り返っても変えることはできないので、そこはしっかりと次の登板に向けてやっていけばいいですけど。やっぱり僕もピッチャー出身なので、マウンドに上がる時は相手のチームを上回るというプライドを持ってマウンドに上がっている。やっぱりそういう気持ちで今日上がってくれたのかな、とは思います。上がってくれていないとかではなくて、上がってくれていれば、しょうがないかなと思います。そういう気持ちを持ったからと言って、必ず結果が思い通りになるわけじゃないので。ただ、同じ失敗をあんまり繰り返さずに、次の登板に関しては期待したいなと思います。

-柳田に3ランを浴びた場面、早打ちの中で1、2打席目と同じ変化球で入った

僕の中ではもう少し厳しく。その前が厳しく打ち取れたので。警戒していくところだと思いますが、結果的には3ランというのが、かなり大きくチームにドンと響いた。あれが何とか防げたらなと思いますけど、それも相手があることなので、しょうがない。

-今季2度目の3失策。守備のミスが失点に直結した

その辺を少なくできればチームにとっては勝つ確率が上がっていくので、そういうミスは防いでいきたいですけど、人がやることなのでミスは起きる。ミスが起きた後に何とか挽回するのか、カバーするのかといろんなことがある。ミスは起きる前提でのスポーツだと思うので、そのミスを少なくしていければいいと思います。