DeNAは今永昇太投手が7回102球3安打無失点と好投も、打線が点を奪えず、今季8度目の完封負けを喫した。

今永は「今年無失点で抑える試合がなかったので、7回まで0点に抑えることができ良かったです。結果的に勝ちを引き寄せる投球ではなかったので、今後は勝利を引き寄せられる投球をし、チームの勝利に貢献したいです」と振り返った。

三浦大輔監督は今永の投球について「非常によかったと思います。ストレートで両サイドを突いて、チェンジアップをより有効に使えていた。しっかりゲームをつくった。勝ちをつけてあげられなくて申し訳なかった」と話した。今永は今季初めて、駒大の3学年先輩、戸柱恭孝捕手とバッテリーを組んだ。三浦監督は「しっかり戸柱がリードして、インコースも、両サイドを使いながらチェンジアップをより有効に使っていた」とコンビネーションの良さを認めていた。

この試合は、先日亡くなった中日木下雄介投手の追悼試合として挙行された。木下投手は中退したが、同い年の今永は駒大で同学年だった。

DeNAは勝てば今季初の単独4位に浮上する試合だったが、単独最下位に転落した。