巨人が6点リードを逃げ切れず、痛恨の引き分けに終わった。5回までに6点の大量リードで快勝ムードが漂ったが、6回に坂本に代わって、遊撃に入った若林の失策なども絡み、4失点で2点差。7回には若林を一塁に移し、遊撃に入った広岡の悪送球が絡み、2点を奪われ、同点に追いつかれた。試合後の原辰徳監督(63)の主なコメントは以下の通り。

-最後はビエイラがしのぎきった

「ねぇ。まぁやっぱりいろんな意味で勢いを止めたというか、中川もよく止まったしね」

-最後はマウンドに行ったが

「明確な指示をしとくってところですね。三塁ランナーが重要だというところで」

-大きな引き分けではありますが

「それをどういうふうにするか。しかし、今日は私自身の用兵のミスというかね。そういうものがこういう同点になったのかなというのは深く反省しますね」

-改めて坂本の存在感が浮き彫りになった

「あそこの部分でしょうね。1打席というものをカバーできるというね、思ったところに今日はカバーできなかったというね。そこですかね。ずっと連戦続きで彼がずっと出っぱなしだったんでね。戦い方としてはいつも通りの戦い方ではあるけれども、結果的にはなかなか勇人のカバーをできなかった。そこを読み切れなかったというところですかね」

-若林も広岡もここを乗り越えてくれないと

「そうそうそう。それはいい糧としてくれればね、いいことです。まぁ、幸いという部分ではね、負けがつかなかったというね。これは最後の場面でも彼らを引っ込めることもできたけど、そこはあえてしなかったというのはね、今後さらに、何て言うかな、まだまだ厳しい勝負は待ってるわけだからね」

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