巨人チアゴ・ビエイラ投手(28)が、意地の投球で引き分けに持ち込んだ。同点の9回に登板。1死から前夜にサヨナラ弾を許した大山に二塁打を浴び、島田の内野安打で一、三塁のピンチを背負ったが、梅野を浅い右飛、木浪を四球の後、2死満塁から近本を中飛で無失点に抑えた。

サヨナラのピンチだった9回1死一、三塁から、直接マウンドに行き、ビエイラに声を掛けた原辰徳監督(63)は「明確な指示をしとくってところですね。三塁ランナーが重要だというところで。まぁ、やっぱりいろんな意味で勢いを止めたというか、中川も良く止まったしね」と8回を抑えた中川とともに評価した。