東京6大学野球連盟は9日に理事会を開き、11日開幕の秋季リーグ戦について話し合う。8月24日までに、法大の部員33人が新型コロナウイルスに感染。活動停止が続いている。法大は、大学として野球部のリーグ戦出場を認めるのか、結論を保留している。連盟としては、日程の組み直しなど柔軟に対応する構えだが、依然として法大の方針決定を待つしかない状況だ。

第1週には、早大-法大戦が組まれている。33人の大半は既に療養期間を終え、体は動かせる状態にある。ただ、自宅待機などを続けており、チームとしての練習は行えていない。法大広報課は「一般論だが、練習をしていないので、今週末の試合は難しいと思う」と話した。野球部の活動再開時期も未定とした。「6大学」による対抗戦を、どのような形で行うのか。法大の結論を踏まえた上で、理事会で話し合う。