楽天が終始主導権を握り、今カードを1勝1敗とした。

試合前時点で今季4戦1勝3敗の上沢から、2回に鈴木大の先制ソロと辰己の適時打で2点を先制。3回に岡島の適時内野安打で3点差とした。

先発滝中は初バッテリーの炭谷に導かれ、緩急自在の投球で6回2安打無失点。打線は7回に鈴木大の2点打、9回に村林、鈴木大、炭谷の適時打で3点を加え、突き放した。

先発滝中が3カ月ぶりの6勝目。主軸の浅村も「2番DH」で4戦ぶりにスタメン出場し、7回の第3打席で23打席ぶりの安打となる左前打を放った。首位ロッテ、2位オリックスに2・5ゲーム差とした。

以下、石井一久GM兼監督(47)一問一答

-先発滝中は6回無失点

いい球を投げていたと思います。試合の中でいい球と悪い球を見つけることはしっかりできていた。いい球をしっかり使って、悪い球は捨てるか、気を付けて投げていた。ベンチからは見にくかったですけど、そういう意図を持った感じの投球ができたように見えました。いいテンポの投球をしてくれました。

-次回にも期待

やられるときもありますけど、どっちかと言えば平均的にゲームを作ってくれるので。特に今日は味方が点を取った後も、しっかりといい投球をしてくれたので、ゲームプランは立てやすかったかなと思います。

-打線は1発で先制し、つないで加点した

しっかりと打線が線になってやってくれました。すごくみんながいいアプローチというか、仕留めなければいけない球を仕留めてくれた。先制、中押し、ダメ押しと、しっかりできていたので、投手も最後に鈴木翔天(そら)を投げさせられたし、いい展開でゲームを進められました。

-スタメン復帰の浅村に1安打

結果以上に、打席の中で雰囲気を感じました。やっぱり打線の中に名前があるというのは、非常に相手チームに与えるプレッシャーも違うと思うし、4割1分、2分も出塁する打者はうちのチームで彼だけなので。代わりはいないと思います。