東京五輪の柔道日本代表で、男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロン(25)が、つば九郎から一本を奪う!? 始球式に登場し、背番号「100」のヤクルトのユニホームを着て、ワンバウンド投球。「練習の成果をうまく出せなかった」と悔しがった。

つば九郎はフリップで「金メダルはかまない」と発言。無事に始球式を終えたウルフは「危ないところでした。気を抜いていたので、終わってみてかまれなくて良かった」と胸をなで下ろした。

また、つば九郎の投げ方を問われ「多分ですけど、あまり下を見ないで歩いているので、足技ですね。大内刈りとか簡単に投げられるんじゃないかと。投げるときにしっぽが邪魔になるのでそこは厳重に対策した方がいい。あそこで耐えられたら大変かもしれない。技あり2個になるかもしれない。一本じゃなくて」と真面目に分析した。

投球前には、マウンド上でヤクルト山田、村上の侍金メダリストと初対面。金メダルを手に記念撮影した。188センチ、97キロの村上を見て「筋肉質な体をしていたので、柔道やっても強いんじゃないかな」と好印象だった。