広島が拙攻連発で3連敗を喫し、1日以来の単独最下位に転落した。1点を追う2回、先頭で鈴木誠也外野手(27)が自身3試合ぶりの1発となる特大の28号ソロで追い付いた。だが4回1死から一塁走者の林が、会沢の打席の2球目のボールで二盗を試み、サインミスとみられる攻撃で盗塁死。1点を追う8回無死一塁からは、代打上本が送りバントを決められなかった。ミスも重なり4度の得点機を生かせず、2点目が遠かった。

3試合連続で1得点に終わった打線について、佐々岡真司監督(54)は「あと1本はいつもの課題。つないで、つないでというのができなかったのがこの3試合だった。(作戦面で)ミスがあったから、こういうことになった」と険しい表情だった。