DeNA山崎康晃投手(28)が16日、国内フリーエージェント(FA)権を取得した。球団を通じ「このような権利を取得でき、とても光栄です。7年間かけて得た大切な権利なので、しっかり考えたいと思います。身体を丈夫に産んでくれた母に感謝しています」とコメントを発表した。

山崎は14年ドラフト1位でDeNAに入団した。1年目の15年から守護神に抜てきされ、新人記録の37セーブで新人王を獲得した。同年から5年連続25セーブ以上を挙げるなど、球界屈指のクローザーとして活躍。今季はセットアッパーを務め、51試合に登板し、3勝1敗27ホールド、防御率2・55の成績を残している。

19年オフの契約更改時に「シーズンが終わって、球団に気持ちを伝えさせていただきました。またしかるべきタイミングでお話ししましょうという話はさせていただいた」と将来的なメジャー挑戦願望を口にしていた。昨年の更改時は「やっぱり強くありますね。どういうふうになるか具体的に話せないですけど、今後の野球人生、どういうふうに進んでいっても、自分のプレースタイルとファンのみなさまを大切にする姿勢を忘れずに頑張っていきたい」と話していた。