オリックス吉田正尚外野手(28)が、21日に大阪・舞洲の球団施設で負傷後初の屋外打撃練習を再開していたことが分かった。

吉田正は「左太もも裏の筋損傷」の診断を受け、5日に出場選手登録を抹消されていた。その後は7日から大阪・舞洲でリハビリを開始。最近では室内打撃練習を行うなど、患部の状態を確認していた。

勝利への執念が、手痛い代償となった。3日ソフトバンク戦(ペイペイドーム)で同点の9回1死一塁から遊撃内野安打を放った際に左太もも裏を痛め、代走小田を送られた。その後、ジョーンズの勝ち越し適時打が飛び出して勝利。欠かさない一塁への全力疾走が生きた。

必死にグラウンドに立ち続けた。4日同戦は8回に代打出場。左太ももにテーピングをグルグル巻きにして打席に立った。1度もスイングせずにフルカウントからの6球目を見送り、見逃し三振。ベンチに戻る際は苦笑いを浮かべていた。

故障再発を防ぐため、今後も患部の状態を慎重に確認しつつ1軍復帰を目指す。チームは首位ロッテと3・5差の2位と、優勝争いを繰り広げる。残り26試合。無理は禁物だが、96年以来25年ぶりVを狙う選手会長が、早期復帰へ尽力している。