阪神ジェフリー・マルテ内野手(30)が、2試合連続の安打で先制点をたたき出した。

初回2死でカウント1-2からの4球目で一塁走者の近本光司外野手(26)が今季22個目の盗塁を成功させ、2死二塁に。1番打者が自身8試合連続安打と、試合前時点でリーグ最多23盗塁の中野拓夢内野手(25)に1差に迫る盗塁でつくった得点機で、4番打者が三遊間を破った。

「近本が塁に出て走ってチャンスメークしてくれたし、昨日(22日)は最初のチャンスで打つことができなかったから、今日はなんとしてもランナーをかえしたいと思っていたよ。自分の仕事をすることができてよかったね」

1-2で敗れた前日22日の中日戦でも、マルテはチーム唯一の打点をマークしたが、序盤の好機での凡退を悔やんでいた。首位奪回へ、負けられない試合で存在感を示した。