阪神2軍は3年ぶり優勝へのマジックを「1」としている。24日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(甲子園)に勝利すれば、17度目のリーグ頂点に立つ。

阪神は破竹の勢いをもって優勝争いを走ってきた。7月30日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)から、のちに日本記録となる大型連勝がスタートした。8月31日の同広島戦(鳴尾浜)に12-1で勝利し、14連勝。ウエスタン・リーグの連勝新記録を打ち立てた。

9月4日には1位だったソフトバンクが敗れたため、阪神が3月21日以来の首位に浮上した。5日の同中日戦(ナゴヤ)を1-0で勝利し、99年に巨人が記録した15連勝のイースタン記録を上回る16連勝のファーム日本新記録を樹立。

その後も連勝記録を更新し続けていたが、15日の同ソフトバンク戦(甲子園)に1-5で敗れ、18連勝でストップ。さらにこの敗戦で首位をソフトバンクに譲った。

だが、翌16日の同戦に勝利し、わずか1日で首位奪回。同時にマジック「9」を点灯させた。その後ナゴヤ、由宇と遠征4試合を3勝1敗で終え、マジックを「1」まで減らし、甲子園に戻ってきた。

勝てば優勝が決まる試合は午後0時30分開始予定。